山登りと合気道で痛めた膝

膝の痛みは放置してはいけなかったと反省しています

思えば私の半生は膝痛との戦いでした。

 

高校時代、自然への憧れから入部した山岳部での経験は何物にも代えがたい感動を私に与えてくれました。
青い空、深い緑、澄んだ空気・・どれも私を満足させてくれましたが、唯一山岳部に入ったことを後悔したのは、山登りに伴う膝痛でした。

 

20キロ以上の重い荷物を担いで山に登るわけですが、登りの道は決して膝に負担はきません。
しかし、いざ山を下る時、膝痛は襲ってきます。
全体重と荷物の重さの計80キロ以上が両足にかかる訳ですが、登りの後の疲れた足にはその重量をうまくコントロールする力がなく、一歩一歩足を踏み下ろすたびに80キロの重さが膝にかかり痛みが襲うのです。

 

しかし、若さというものは無知を伴うもので、大したことはないだろうと膝痛については特に適切な治療をすることもなく大学へ入りました。

 

膝の関節炎の原因にもなった合気道

大学では合気道部に入部しました。
合気道をご存知の方なら理解して頂けるでしょうが、合気道の動作には膝行という行動が伴う事があります。
もともと合気道は多くの人が袴をはいていた時代にが生まれた武術であって、立ち技と共に座り技があるのです。
座ったまま相手を投げ、その後膝のみを使って移動するのが膝行(しっこう)という動作です。

 

体の移動は膝と足親指の付け根だけで行います。
すばやく移動するために200畳近い道場を何週もグルグルと回る稽古がおこなわれます。
長時間膝行を続けるとやがて道着の膝の部分が破れ、膝から出血します。
出血を抑えるために膝にサポーターを巻くことは許されているのですが、それはあくまでも膝の皮を保護するためであって、膝そのものを保護する役には立ちません。
多くの部員は現役時代から膝の関節痛を訴えるものが多くいました。当然私もその一人でした。

 

合気道でも膝を酷使した結果・・・

あれから30余年経ちましたが、いまだに天候不順な時は気圧の関係でしょうか、、膝に鈍痛を感じます。
居ても立ってもいられない様な鈍痛ですので何とか痛みを和らげるために私が考案したのは、とにかく温めるという事です。
冷やしてしまうと返って逆効果になるような気がします。

 

膝に違和感を覚えたら、私はまずお風呂に入ります。
少しぬるめのお湯に長時間つかり、その間はずっと手で膝を揉みほぐしています。
そして風呂から出た後に膝に温湿布をすると、それまでの鈍痛が幾分和らぐような気がします。

 

もちろん、人それぞれですので私の我流の治療法が万人に当てはまるわけではないと思いますが。